Voltage of 5000VZ 5000VZ 108V問題とその解決 -1- |
Updated 08/03/1997 |
MSL-5をドライブしている5000VZ 我が社では、と言うより、現在日本のSR業界でMSL-5をドライブしているアンプは 全てアムクロンの5000VZです。 その5000VZ(100V仕様)が、ある現場で、たまたまPA電源(100V)が108V台以上に上昇してしまうと、オーバーボルテージによる保護回路が作動して、アンプ自身をミュートしてしまうと言う事故?がarteのサポート現場で数回起こりました。 会場ごとに違いはありますが、季節や時間によって常に多少なりとも電圧は推移します。この108Vでミュート・・・・と言う事はある意味で事故ではないかもしれません。しかし、日本の電源事情(104~105Vは当たり前!?)や、他の日本製アンプ等と比較すると、少々不安です。 この現象を回避すべく、販売元であるヒビノ株式会社さんと相談したところ、 以下のような回答がありましたので、ここに掲載いたします。 尚、出荷時点で5000VZの動作的な個体差は多少あるそうです。 ---------------------------------- 用意する物 電圧計(テスター)、スライダック 1 アンプの天板を開ける。 2 手前の基板にある、”R780”の半固定Vを調整する。 普通の平行(壁コン)でやると、5000VZをオンにすると、 アイドリング状態でもかなりドロップします。 その後、テスターを見ながら、ダックで徐々に110V位まで上げてみて下さい。 もし108V前後で5000VZのリレーが働いたら、R780を ”逆時計回り ”に少しずつ回して 調整して下さい。 リレーが働くポイントを、110V程度にします。 R780=オーバー・ボルテージ・カット・オフ・トリム * 時計(右)回り=カット・オフ電圧を下げる。 * 逆 (左)回り=カット・オフ電圧を上げる。
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