これらのドライバーはフロントにある2本の15インチドライバーからの後方への回り込みをキャンセルするよう駆動されています。
今回はこの周波数特性とキャンセリング効果について測定してみました。
後方に壁面があった場合の特性
フロント面における、壁面があった場合となかった場合の周波数.位相特性。
(SP背面と壁面との間隔は30cm程度)
壁面を背負ったときにフロントへの音圧の加算が見られる。
M3D リア/キャンセリングユニット
フロント面における、通常に鳴らした場合と
Mid/Lowのみを鳴らした場合での周波数、位相特性。
60Hz下辺りにリア(キャンセリングユニット)から
の音圧加算が見られる。
M3D リア/キャンセリングユニット2
リア面における、通常に鳴らした場合と
リア/キャンセリングユニットをカットした場合での周波数、位相特性。
80Hz以下が10dB以上音圧が減少している。
キャンセリングユニットの効果がわかる。
M3D キャンセリング効果
M3Dのフロント/サイド/リア面における周波数/位相特性。
フロント面とリア面では100Hz以下においては25dB程音圧差がある。
これよりコンサート等においては、キャンセリング効果によるステージへの
回り込みが低減されることが期待できる。
同時に、中低域に指向性を持たせ、コントロールされていることもわかる。
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