MEYER SOUND PRESS RELEASE
メイヤーサウンドプレスリリース
Updated 09/21/1996
翻訳 久保田 不二

MeyerSound in Montreux Jazz Festival

1996年6月27日発行

★メイヤーサウンド、最先端技術のサウンドシステムを携えモントルーへ★

 メイヤーサウンドがスイスのモントルージャズフェスティバルへサウンドシステム 全般を提供するのは、今年で連続9年目となります。1988年以来、メイヤーサ ウンドはこのフェスティバルに、セルフパワードスピーカーからSIMシステムII (観客の動きや湿度がスピーカーの性能に与える影響を測定するコンピュータ制御 の音響アナライザー)に至るまで最新鋭のオーディオテクノロジーで協力していま す。今年のサウンドシステムも、そうした卓越したオーディオ技術最前線の伝統を 守っています。  今年、メイヤーサウンドはストラビンスキーホールに最新のサウンドシステムを設 置しています。メインのサウンドシステムに使うスピーカーすべてにはアンプが 内蔵されていて、アンプラックを別に用意する必要がなくなりました。システムの 構成は、MSL-4セルフパワードスピーカーが16本、CQ-2セルフパワード スピーカーが5本、DS-2Pセルフパワード中低域スピーカーが8本、650- Pセルフパワードサブウーファーが8本となっています。また、ステージモニター システムは従来のメイヤーサウンド増幅スピーカー、UM-1が10本、USM -1が6本、UPA-2が6本、MSL-2Aが2本、UPA-1が2本、USW -1が2本で構成されています。

photo-1 メイヤーサウンドの広報部長マーク・ジョンソンは次のように語っています。 「私たちがストラビンスキーホールへ設置しているシステムは、完全に最新技術を 結集したものです。こうしたスピーカーは、設置するにもモニターするにも極めて 容易です。SIMシステムIIと一緒に使用すると、高精度なSRシステムを形成 します。私たちは、観客からはもちろんのこと、アーチスト、プロダクションの スタッフからの良い反応を期待しています。」

 メイヤーサウンドのセルフパワードスピーカーは、マイルス・デービスホールでも 使われます。低域が32Hzまで処理できるそれぞれ完璧なサウンドシステムが ステージの上にステレオ配置で吊られ、4本のMSL-2Aがダウンフィルシス テムに使われます。モニターシステムには4本のMSL-2A、4本のUSM-1、 2本UPA-2、8本のUM-1と供にMSL-4が4本使われます。  メイヤーサウンドは、フェスティバルの演奏会場外にもスピーカーを提供してい ます。メインシステムとしてMSL-4と650-Pを、モニターとしてUM-1 が使われています。モントルー ・ジャズカフェにはメインにMTS-4と UPA-1を、ステージモニターにUM-1を提供しています。フェスティバル のプレスルームには、フェスティバルプログラムの音楽を流すためにHD-2w ハイデフィニション ミッドフィールド レコーディング スタジオモニターが 設置されます。モントルージャズフェスティバルの30周年を記念して就航する 「フェスティバルボート」には、MSL-4セルフパワードスピーカー10本を ベースにしたシステムが重要な役割を果たしています。それを取り囲む小型船隊 用には、ダイナミックな環境を創り出すために、コンパクトでハイパワーなシス テムが要求されました。

 メイヤーサウンドのスタッフは今年のジャズフェスティバルの期間中ずっと会場に 居り、必要に応じてサウンドシステムの調整をしたりフェスティバルのサウンド エンジニアや様々な出演者の専属エンジニアと密に協力し合っています。マーク・ ジョンソンは「すばらしいサウンドは皆さんとの協力の結果です。私たちはそれぞれ の演奏者がシステムにどんなサウンドを求めているか確認しながら、彼らと密接な 協力をしています。」と語っています。

 メイヤーサウンドはプロオーディオ業界用の高品質なスピーカー、モニター、 イコライザー、音響測定機器を設計・製造しています。1979年の設立以来、 劇場、アリーナ、コンベンション・センター、教会、ツアーカンパニーなどへ サウンドシステムを提供するトップ会社となっています。



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